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5月27日(土)と28日(日)の2日間にわたり、アーティスト、オードリー・フォンドゥカヴによるカンファレンス・イベントを開催致します。「Sisters, Circles and Romantic Geography」と題された今回のイベントは、オードリーがエディターとして携わるインディペンデントマガジン「Too Much Magazine」の最新号から4つの記事に焦点をあてたプログラムで構成されます。彼女が記事の為の調査で得た発見について詳しくお話しするとともに、今、重要なクリエイションを生み出す存在としてオードリーが敬愛しているアーティストたちの作品を丁寧にご紹介します。 ぜひこの機会にご参加ください。
Magazine of Romantic Geography TOO MUCH
Conference Program
① 2023年5月27日(土)午後3:00~5:00
◉ The City Auroville オーロビル ー1968個の音
フランス人女性が1968年にタミル・ナドゥ州に創設したユートピア都市、アウロビルを紹介するため、フランス人アーティスト兼写真家のJohanna Tagada HOFFBECK(ジョアンナ・タガダ・ホフベック)が取材しました。
◉ Hilma Af Klimt ヒルマ・アフ・クリント
Too Much Magazineでは、アート作品を紹介することに重きを置いています。最新号においても、オードリーはいくつかの現代アーティストを紹介しましたが、スウェーデンの画家Hilma Af Klimt (ヒルマ・アフ・クリント)の古い作品も取り上げました。彼女の作品とその献身的な姿勢は大変魅力的でしたが、彼女は世界がまだ自身の表現を受け入れる準備が整っていないと判断し作品を非公開としたため、ヒルマの作品は死後数十年後に発見されました。現在は、彼女のアート作品は最初期の抽象画の一つと見なされています。
② 2023年5月28日(日)午後3:00~5:00
◉ The City as a Mirror of Simple Souls シンプルな心を映す都市
最新号のテーマ「The Sacred(神聖なるもの)」のアイデアは、「宗教の変化」に興味を持って調査を進める中で、〈中世に存在したヨーロッパの女性コミュニティであるベギン会〉を発見したことから生まれました。このテーマについて、ベギン会について論文を書いたベルギーの建築家、Apolline Vranken(アポリーヌ・フランケン)氏にインタビューを行いました。女性たちが創り上げたコミュニティには、現代にも通じるものがあり、私たちは彼女たちから多くを学べると考えています。
◉ A Chapel on the French Riviera フレンチリヴィエラにあるチャペル
東京で出会ったデザイナーのFaye Toogood(フェイ・トゥ−グッド)には、彼女にとって特別な意味を持つ神聖な場所を尋ね、彼女はフランスのヴァンスにあるロザリオ礼拝堂を選びました。この礼拝堂はマティスによってデザインされたもので、フェイの作品と結びつけることができます。
Audrey Fondecave
オードリー・フォンドゥカヴ
フランス生まれ。2001年より東京を拠点に活動をしている。ペインティングやコラージュ、インスタレーションなど、多岐にわたる表現形式を用いながらアート作品を制作発表。同時に 『TOO MUCH MAGAZINE』での編集者、アートプログラムディレクションや、子どもたちにアートの楽しさを伝える美術教育者としての活動など、多彩な顔を持つ。
Photo Takeshi Abe
基本情報
Sisters, Circles and Romantic Geography
Audrey Fondecave Conference event
◎日時 終了いたしました
① 2023年5月27日(土)午後3:00~5:00
② 2023年5月28日(日)午後3:00~5:00
〈 Time schedule 〉
2:30 開場
3:00-3:45 カンファレンス
休憩
4:00-5:00 カンファレンス
◎英日通訳 通訳者 江口研一
◎会場 Gallery A
◎定員 25名( 事前申込制 / 定員に達していない場合、当日参加も若干数受付けます )
◎参加方法
◎参加費 チケット1日分 / 3,850 (税込)
※ドリンク・スナック・プレゼント付き
※2日間お申し込みの方へ、会場にてオードリーからのささやかなお礼をお渡しします
◎企画協力 TOO MUCH Magazine
◎協力 Artek, Hunted+Gathered, KIMINO