安齋茉由（1999-）は、福島県に育ち、2024年に女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程を修了しました。 2021年の 「シェル美術賞」では、油彩画 「free park」で桝田倫広審査員賞を受賞。2023年に「Idemitsu Art Award」へ入選しました。2024年2月には、福島県立美術館で開催された企画展「福島アートアニュアル・二次の彼方に」へ参加し、ACGカルチャーとの親和性を感じさせる創作にも焦点があてられ大きな話題となりました。

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安齋は近年、自由をテーマにした絵画「free park」シリーズを描くことに専心しています。 明るく透明感のある色彩で描かれる空と草原の分割面に、フリーハンドで描かれた人物の線がレイヤードされた色面は、空想と現実の間のような不思議な風景として広がります。 描かれた人物は流動的に変容する揺らぎの痕跡を纏ってアニメーションのように浮遊し、フラットな画面でありながら奥行きを感じさせるユニークな魅力に溢れます。

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〈略歴〉

2022　女子美術大学 芸術学部 美術学科 洋画専攻  卒業
2024　女子美術大学 大学院 美術研究科 美術専攻博士前期課程 洋画  修了
2021　シェル美術賞 2021　桝田倫広 審査賞（国立新美術館）
2023　 Idemitsu Art Award 2023 入選
2024　福島アートアニュアル『二次の彼方に』（福島県立美術館）
2024　ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2024（東京丸の内 行幸地下ギャラリー）

個展
2022　free park（Gallery A）
2024　green sea（Gallery A）
 

受賞
2021　シェル美術賞 2021 桝田倫広審査
2022　2021年度 女子美術大学 卒業制作展  優秀作品賞
2024　令和5年度  福沢一郎賞
2024　2023年度 女子美術大学 美術館 奨励賞
2024　2023年度 女子美術大学 美術館賞

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